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コーチングを受ける前に用意しておくといいこと — 当日の時間をどう使うか

17 時間前
読了時間: 6分

はじめてコーチングを申し込むとき、「何か準備しておくことはありますか」とよく聞かれます。先にお伝えしたいのは、準備ができていなくても大丈夫だということです。そのうえで、用意しておくと当日の時間がぐっと濃くなるものが、いくつかあります。この記事では、その「あると得をする準備」と、当日の60分の使い方をまとめます。

この記事でわかること

  • 準備ゼロでもセッションが成立する理由

  • 用意しておくと得をする「3つの書き出し」(前日の5分でできます)

  • 当日の60分の流れと、終わったあとにやるといいこと



まず大前提 — 準備ができていなくても大丈夫です

コーチングの紹介文には「本気で変わりたい人だけどうぞ」という書かれ方をときどき見かけますが、私はそう思っていません。「何を話せばいいか分からない」状態のまま来ていいのです。何を話すかを一緒に決めるところから、セッションはもう始まっています。


そもそも、頭の中が整理できていないから話しに来るわけで、整理してから来られるのなら、コーチは要りません。準備は入場券ではなく、あると当日が少しお得になるもの。そのくらいの位置づけで読んでください。



用意しておくと得をする「3つの書き出し」

前日か当日の朝、5分だけ時間を取って、スマホのメモに書き出しておくと効きます。単語の箇条書きで十分ですし、誰にも見せません。

  • いま頭の面積を取っていることを3つ。 重要かどうかは問いません。「なぜか気になっていること」も立派な候補です

  • なぜか後回しにしていることを1つ。 期限があるのに手が動かないもの、返事を保留し続けているもの

  • 60分後、どうなっていたら「来てよかった」と思えるかを1行。 「決まっていたら」でも「スッキリしていたら」でも構いません

きれいに整理してくる必要はありません。整理は当日、話しながらやることだからです。 材料がメモに転がっているだけで、セッションの立ち上がりは驚くほど速くなります。


前日の5分、単語の箇条書きで十分


「話すことがない」と思ったときの入り口

申し込んだあとになって、「よく考えたら、話すほどの悩みがない気がしてきた」と不安になる方がいます。研修やコーチングの現場での実感を言うと、「話すことがない」と感じている人ほど、話しはじめると止まらなくなります。悩みがないのではなく、立ち止まって考える時間が日常になかっただけ、という場合がほとんどです。


それでも思いつかないときの入り口を、3つ置いておきます。

  • 「やめようかどうか、迷っていること」

  • 「人からよく聞かれるのに、答えに詰まる質問」

  • 「順調なはずなのに、なぜか気が重いこと」

このどれかをお持ちいただければ、60分は必ず埋まります。



当日の60分は、だいたいこう流れます

進め方はコーチによって違うので、ここからは私のセッションの目安としてお読みください。

  • 最初の10分: 近況を伺うところから始めます。そのうえで、今日扱うテーマを一緒に確認します

  • 中盤の40分: 広げて、掘ります。結論を急ぎません。話が逸れたように見えても、だいたい逸れていません

  • 最後の10分: 立ち止まって整理し、持ち帰る言葉と「最初の一歩」を、あなた自身の口で言ってもらいます。最後に、今日の時間がどうだったかをひとこと交わして終わります

広げてから絞る、という順番には理由があります(詳しくは「歩きながら考えると、なぜ答えが出るのか」に書きました)。話す割合の目安はあなたが7、コーチが3です。アドバイスをもらう場というより、自分の口から出た言葉を自分の耳で聞いて「私はこう考えていたのか」と気づく場だと思ってください。


60分の目安。「広げる」が先、「絞る」は最後の10分


話した内容は、外に出ません

安心して話していただくために、守秘のことも書いておきます。セッションで話した内容を、あなたの許可なく誰かに伝えることはありません。会社が費用を負担している場合も同じです。会社にお伝えするのは、あなたが「これは共有してほしい」とおっしゃったことだけです。


そしてコーチは、あなたの会社の売上にも社内の人間関係にも利害を持たない、外の人間です。だからこそ、社内では言えないこと、まだ形になっていない考え、少し格好悪い話ほど、持ってきていただく価値があります。むしろ、そういう話が主役です。


オンラインの場合は、画面越しに座ったまま受けることも、イヤホンで通話をつないで歩きながら受けることもできます。この2通りの受け方はオンラインおさんぽの記事で紹介しています。



終わったあとの24時間にやるといいこと

セッションは終わった瞬間がいちばん熱く、24時間もすると急速に冷めます。おすすめはひとつだけ。24時間以内に、3行だけメモを書くことです。

  • 残った言葉(自分の口から出て、自分で驚いたもの)

  • 決めた最初の一歩

  • 次に話したいこと

決めた一歩は、小さいほどいいのです。「あの人に連絡する」「あの資料を開く」で十分です。宿題は義務ではありませんが、次回の冒頭が「やってみたら、こうでした」から始まると、2回目は初回よりずっと深いところから話せます。



まとめ

  • 準備は入場券ではない。「何を話せばいいか分からない」まま来ていい

  • 用意するなら前日5分の書き出し3つ。「頭の面積を取っていること」「後回しにしていること」「60分後どうなっていたいか」

  • 60分の目安は「テーマ決め10分・広げる40分・絞る10分」。話すのはあなたが7割

  • 守秘は約束ごと。社内で言えない話ほど持ってくる価値がある

  • 終わったら24時間以内に3行メモ


おさんぽコーチングは、歩きながら(オンラインなら画面越しでも)話す1対1のコーチングです。単発のオンラインセッションは1時間35,000円(税込)。まずは1回、頭の中の渋滞をそのまま持ってきてみてください。


追伸:この記事を読んで「ちゃんと準備しないと」と腰が重くなったなら、本末転倒です。メモが白紙でも、来てもろたらこっちのもんです。



この記事を書いた人: 桜井夏輝(おさんぽコーチング創案者)。企業や教育機関向けの研修に年間200回以上登壇しながら、歩きながら話す1対1のコーチングを提供しています。プロフィールはこちら


<!-- meta 狙いキーワード: コーチング 受ける側 準備/コーチング 心構え/コーチング 受ける前に知っておくこと 検索意図: 申込直前・直後の予習。問い合わせ済みの見込み客に個別送付する実質的な商談資料も兼ねる 抜粋(80字以内・一覧に出る): 準備ができていなくても大丈夫。そのうえで、あると60分が濃くなる前日5分の「3つの書き出し」と、当日の時間配分、終わったあとの3行メモをまとめました。 サムネのメインコピー(12〜18字): 準備できてなくても大丈夫 サムネのサブラベル(10字前後): はじめてのコーチング 罫線色: yamabuki ヒーロー画像に欲しい絵: 朝の自然光の中、メモ帳とペンとコーヒーの手元(前日5分の書き出しを想起・生活感のある机) 本文画像1に欲しい絵: スマホのメモに単語を打ち込んでいる手元 本文画像2に欲しい絵: 遠くまでゆるやかに続く散歩道(「広げてから絞る」の比喩・自然光) 内部リンク候補(未公開記事): 09「話すと考えがまとまるのはなぜか(オートクライン)」公開後、「当日の60分は、だいたいこう流れます」の節(自分の口から出た言葉を自分の耳で聞いて気づく、のくだり)からリンク。05「単発1回のコーチングに意味はあるのか」公開後、末尾のサービス紹介段落(単発セッションの案内)からリンク -->

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