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執筆者の写真津野孝

おさんぽ学のススメ~バイアス編 その3~

    

●バイアスって何?

   

皆さんは「確証バイアス」という言葉を

聞いたことがありますか?

  

「バイアス」とは何でしょうか?

   

その前に「セルフスキーマ」について

お話をさせていただきます。

  

     

   

    

エピソード記憶とセルフスキーマ

 

  

   

私たちは、生まれてから今日まで

多くのことを記憶してきました。

そしてそれはこれからも続きます。

この記憶を「エピソード記憶」と言います。

   

  

この「エピソード記憶」は私たちの中で

勝手に無意識に構造化され、

この構造化された枠組みで

他者や自分を理解しようとします。

   

   

この誰もが持つ理解のために

構造化されたものを

「セルフスキーマ」と言います。

   

   

でも私たちは、自分の中にこのように

構造化された「セルフスキーマ」という

ものが存在することを意識しません。

 

  

  

  

     

●認知のゆがみについて

  

ゆがみとは何か?

  

   

     

このように五感からの情報を

脳が処理をする(認知する)際に、

セルフスキーマが処理のために用いられます。

  

  

五感から得た情報はセルフスキーマという

フィルターを通して脳が推論した結果を

私たちは「認知した!」と思っているわけです。

   

  

「認知」とは

「脳の推論である」ということが言えるわけです。

  

   

特に目には見えない

「人の性格や能力」「印象」

「あの人はどういう人か?」

「私はどんな人だと思われているのか」という

ことを認知する際に、

セルフスキーマのフィルターを通して

(五感での認知はゆがめられて)

私たちは認知しているかもしれません。

    

   

この「フィルター」を「バイアス」と言います。

  

   

ではなぜこれが

おさんぽコーチングにとって重要なのでしょうか?

   

  

否、本当に重要なのでしょうか?

皆様も是非お考えください。

   

  

次回は「バイアスを知る2」をお届けさせていただきます。

お楽しみに!

(Enough for Today!)


  

   

   

●著者が提供しているおさんぽコーチングはコチラ







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